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名寄の黄昏時

名寄の黄昏時 名寄駅から名よせどおりを望む

名寄3分間観光案内

 昨年の7月と8月に、名寄市を訪れた観光客の数は、8万900人。その内、北海道外の観光客数は、1万6000人といわれている。この2ヵ月間に、名寄を訪れ宿泊した訪日外国人数は、延べ8人にとどまっている。日本一の雪質を誇る名寄市だが、ウィンターシーズンに目を転じてもスキーシーズンの平成17年度 12月(2005.12)〜3月(2006.3)期に、名寄を訪れ宿泊した訪日外国人数は17人となっている(北海道観光入込客数調査報告書)。
 訪日外国人の宿泊者数だけをもって、その都市の観光地としての実力を測るつもりは毛頭ないが、観光地として苦戦しているといっていいのではないだろうか。
 そもそも、国道40号線の通行料金無料の名寄バイパスが、文字通り名寄市街をバイパスしており稚内に向かう観光客も旅行ガイドブックのライターも名寄をスルーしてしまう傾向がある。このことは、大手出版社の多くの旅行ガイドブックが、名寄市にページを全く割いていないことにも表れている。現在、ふうれん特産館に隣接したロケーションに道の駅が建設されており、来年4月の完成によりこの状況が改善されることが期待されている。
 ところで、名寄の場合、その観光地としての認知度の低さに比べて、キャッチフレーズやコピーが多すぎる傾向がある。名寄を訪れた観光客は「サンピラー」「ピヤシリ」「ひまわり」「てっし」「ちえぶん」「もち米」「雪質日本一」などの単語が付けられた多くのコピーを目にすることになる。最近このリストの一押しキーワードの地位に「アスパラ」がついたようである。(女性ユニット「なよろアスパ恋(ラブ)」)
 この他に、市の樹木「白樺」、天然記念物「鈴石」、市立博物館の名にもついている「北国」、他に「最北の〜」などの言葉も適宜リストに加わってくる。
 なぜ、「ピヤシリスキー場」の前にある、宿泊温泉施設の名前が「なよろ温泉サンピラー」なのだろうか。なよろ温泉サンピラーから車で名寄駅に向かうと、左手に見えるスキージャンプ台の名は「ピヤシリシャンツェ」で、日進駅近くの道立公園の名前は、また「サンピラーパーク」となっている。「ピヤシリ」(地名または、アイヌ語でピヤ(岩のある)シリ(山)を意味する語)と「サンピラー」(真冬に起こる自然現象を表す語)を使い分ける必要があるのだろうか。
 名寄は、歴史的には、交通の要所であり、道北の中心都市という性格を持っている。名寄駅前の名よせ通りの時計店「柴田時計眼鏡店」は、今年の7月1日に創業100周年を迎えている。
 昭和37年発行「名寄市要覧 観光編」(名寄市企画室編集発行)を見ると「名寄市は、豊沃な農林産地域を後背地とする消費田園都市、即ち農産の街であり、サラリーマンの街として産業・教育・文化の中心都市としてその伝統を誇っている…」と書かれており以前は都会的な生活を誇りにしてきたことが分るが、最近では、大自然や、いなか町であることを売り物にする方向に転換しつつある。名よせ通りの喫茶店「ブラジル」のケーキには、北海道をかたどったかわいらしいカードに「北の妖精の住む街から」というにコピーがついている。
 また、交通の要所として名寄を都市化に導いた原点、手塩川と名寄川の合流点という地理的な条件が、釣りなどのアウトドアアクティビティに向いているため、この方向での新たな展開も見込まれている。(名寄市出身のフィッシングガイドのサイト
 はたして妖精が街に住むのかは疑問であるが、そんな混乱も含めて、今、名寄が都市としての転換期、先祖帰りの時期、ある意味での円熟期を迎えていることは確かである。

 名寄をたそがれの街というつもりはないが、黄昏時の名寄の市街には、熟れた果実のような美しさがある。

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