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旅の道具 バッグのショルダーストラップは外そう。

羽田空港第二ターミナル

 コートとバッグを持って早めに搭乗ゲートに並び、改札の読み取り機に搭乗券をかざしたら赤いランプが点いてゲートが閉じ、A社の地上職員に、「こちらに来てください。」と促され列からハズされた。職員の指差す方向を見ると先ほど私が預けた取り扱い注意のタグの付いたバッグとともに、他の地上職員が待っていた。
 若い地上職員は、切れたショルダーストラップを手に、
「預かったバッグのショルダーストラップが、ベルトコンベアーに挟まれ切れました。切れた部品を探しましたが出てきません。」と言った。そして、切れたショルダーストラップをお預かりすればA社で修理すると私に告げた。
 旅行中、バッグを肩にかけるためにショルダーストラップを付けているわけで、旅行が終わってから修理されたショルダーストラップを返されても意味が無い旨を伝えると、その地上職員が、100円ショップで売っているような貧弱なショルダーストラップを取り出して、旅行中は、とりあえずこれを使ってくださいと言った。
 その間にも、長い列は飛行機に吸い込まれていく。ピクチャウィンドーから見える飛行機は小さめだ。もう、機内に持ち込む方のバッグもごあごあする厚手のコートもシートの上の収納スペースに入れることは出来ないかもしれないと半分あきらめた。
 とりあえず使ってくれとA社の言うショルダーストラップのベルトは、私の大ぶりなバッグには細すぎて、プラスチック製の留め金はすぐにもこわれそうな本当にちゃちなものだった。もしも、A社の用意したショルダーストラップを使って旅行中それが壊れても、A社は何の責任も取らないだろうし、そもそもバッグの中身を危険にさらす。重いバッグを旅行中手で持ち続けることを想像すると暗い気持ちになった。A社の用意したショルダーストラップはちゃちで使えないと係員に伝えると、A4のクリップボードに付けられた書類を私の目の前に差し出し
「書類にサインをしてくれ。」と言った。
 出発時間が迫るなか、内容の説明も無く書類にサインしろと言うA社の地上職員に、書類の内容を読まないかぎりサインは出来ないと伝えた。機内で書類に目を通し、内容に納得すればサインするが、内容の分からない書類にサインなど出来ない。この時点で、A社への私の信頼感はひどく低いものになっていた。
 係員は、書類を読んでサインしてもらうことがイヤなようだ。飛行機の出発時間は迫っている。なぜ、今サインの必要があるのか尋ねると
「このこと(ショルダーストラップが切れたこと)に社内的な番号をつけるため。」と答えた。全く自分勝手な論理に不愉快になった。困っている私を前に、私を数字にすると面と向かって言っているのである。

 ショルダーストラップを切ったことは、アクシデントであるから別にしょうがないと思う。
 A社が、100円ショップで売っているような貧弱なショルダーストラップしか用意していないことには、疑問がある。
 A社でショルダーストラップを用意しているということは、預かったバッグのショルダーストラップを切る可能性があるからだろう。私の場合、もしも数千円で売っているグレゴリーマウンテンプロダクツ製等の頑丈なしっかりしたショルダーストラップを用意しておいてくれれば問題は解決した。自社の大量に廃棄されるシートベルトをリユースしフライターグばりのA社オリジナルショルダーストラップを作るということもできる。もしくは、私には興味がないが、数種類のブランド製のショルダーストラップを取り出してどれかを選ばせるということもできる。金の斧と銀の斧の話のようだが、その方が、人によっては、得をしたと喜ぶかもしれない。もしこの時点でお客様が対応に満足すれば、壊したショルダーストラップを宅急便でやり取りし、A社でバッグブランドに修理の手配をするより人件費を含めたコスト的には安いはずだ。
 また、そんなコストは掛けられない。受託手荷物のショルダーストラップを切ったり壊す確率は高いというのなら、荷物を預かる時、お客様に「ショルダーストラップをはずしてバッグにしまって下さい。」と言うのが安全を第一とする企業としての思考方法だろう。

 もう飛行機の出発の時間だ。地上職員は、名も名乗らず。連絡先も告げなければ、書類を私に渡して読んでもらおうとも考えないようだ。到着空港のA社窓口に引き継いでおいて良いかと聞かれたので、
「残念だけれども、到着後、予定が詰まっていて窓口に寄れない。」というと黙ってしまった。何かあれば私から後ほどA社に連絡しますと言ったが、明確なリアクションは無かった。私は、声の大きい人の言うことに振り回される日本のクレーム対応が好きになれないのでこの間終始静かな口調で話しをした。
 話しもそろそろ終わりのようなので、ほぼ最後に搭乗ゲートに向かった。機内は、満席の上に、通路に挟まれた三人掛けのシートのさらに中央に私の席はある。私の席のある列は、ちょうど、シートの上の収納スペースが無い列にあたっていた。バッグを前の席の下に押し込み、ごあごあしたコートを膝の上に置き、居心地の悪い席で、A社の機内誌を開くと、A社の子会社が、接遇&マナーとヒューマンエラー対策セミナーを出張講義するという広告が目に入った。

飛行機で、手荷物を預ける時は、ショルダーストラップを外してバッグの中に入れよう。

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