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旅とふる郷 第五編 旅の歌

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武蔵国御嶽山の歌

霧降るや細目にあけし障子よりほの白き秋の世の見ゆるかな

鉄道の終点駅の渓あひの杉のしげみにたてる旅籠屋

あをやかに山をうづむる若杉のふもとに細き水無月の川

多摩川のながれのかみに沿へる路変藁帽の重き曇り日

頬につたふ涙ぬぐはぬくせなりし古恋人をおもふみなかみ

揺るるとなく青の葉がほのゆれて居る渓の杉の木見つつ山越ゆ

ふるへ居る真青の木の葉つみとりて瞼にあつる山はさびしも

奥山の木蔭の巌にかかりたるちひさき瀧を見つつ悲しき

日向国の歌

日向の国都井の岬の青潮に入りゆく端にひとり海見る

大うねり風にさからひ青うゆくそのいただきの白玉の波

港口夜の山そびゆわが船のちひさなるかな沖さして行く

かたかたとかたき音して秋更けし沖の青なみ帆のしたに打つ

紀伊国の歌

一の札所第二の札所紀の国の番の御寺をいざ巡りてむ

粉河寺遍路の衆のうち鳴らす鉦々きこゆ秋の木の間に

鉦々のなかにたたずみ旅人のわれもをろがむ秋の大寺

安房国の歌

恋ふる子等かなしき旅に出づる日の船をかこみて海鳥の啼く

白鳥はかなしからずや空の青海の青にも染まずただよふ

山ねむる山のふもとに海ねむるかなしき春の国を旅ゆく

山を見よ山に日は照る海を見よ海に日は照るいざ唇を君

ああ接吻海そのままに日は行かず鳥まひながら死せ果てよいま

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