サイト内検索

旅はプロセスが大切

イントロダクション

 カーナビによるルート案内、ウェブ上の無料乗換え案内に加え携帯電話のGPSを利用した有料サービスも含めた経路検索が当たり前の現在、目的地にたどりつくまでのプロセスは味気ないものになりつつあるとは感じないだろうか。
 経路の検索結果には、経路図に加え目的地までの時間、料金、乗換え回数などとともに「早い」、「安い」、「楽」などのアイコンが表示される。カーナビの場合、「距離優先」、「一般道優先」などを選択してからルート検索をすることが普通だ。
 便利であることは確かではあるが、例えば、「カーナビ」の「観光施設情報」、「宿泊施設情報」などのデータは、どのような仕組みでカーナビに搭載されているのであろうか?

 一言でいえば、観光関連の業界団体(社団法人 日本観光協会)が作成したデータを搭載することがスタンダードになってきている。

 日本観光協会では、観光データの収集を含めたこのタスクを「観光情報ネットワークの整備事業」と呼んでいる。言葉尻をとらえるつもりはないが、このタスクの柱が「全国地域観光情報の提供・整備事業」、「総合観光情報の体系的整備事業」、「地域観光情報収集・整備事業」と聞くと、味気なさは倍増する。

 カーナビや、乗換え案内の結果重視のところ(合理性)に、そして、その単純な合理性が生み出すであろう雷同性に、本来の旅の持つ良さとの齟齬を感じるのかもしれない。個人的にも、ロンリープラネットなどの厚いニッポンガイドブックを一冊持って旅しているようなインバウンド旅行者(海外から日本に来ている外国人旅行者)より、ウェブページの怪しい翻訳結果を含めた、いろんなウェブページを印刷したバラバラな紙を持って旅行している人にシンパシーを感じる。
 旅というプロセスをどちらが楽しんでいるか?答えは明らかではないだろうか。

 閉店した「くいだおれ」は日本観光協会の観光情報データベースからは当然のごとく削除されていることとは思うが、あれだけフォトジェニックだった大阪のくいだおれが今では、シャッターが下り、記念写真には適さないさびしい場所になっている。もしも、道頓堀までわざわざ出かけてみて、シャッターの下りた店頭で初めて閉店を知ったとしても、それがムダ足とは思わない。
 そのことを含めて旅はプロセスが大切だと思うがどうだろうか。

閉店後のくいだおれ 大阪道頓堀 平成21(2009)1月

大阪くいだおれ平成21(2009)1月
大阪くいだおれ閉店後に置かれたカンバン

「わて、旅に出まんねん」太郎談
平成21(2009)1月 大阪道頓堀

Yahoo! カテゴリ掲載サイトです

旅行、観光 > 旅のノウハウ

2009ベスト旅プラン

2008Worst雑誌記事

旅はプロセスが大切

目的地にたどりつくまでのプロセスは…

首里城下町線ガイド

沖縄バス 系統番号8番 首里城下町線 新路線ガイド

沖縄ドライブガイド

沖縄本島のドライブガイド 改訂版

旅の道具