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つゆは大阪3 なにわダンス

イントロダクション

 以前「旅先で映画を見るのが好きだ。」という広告があった。数年前、TOHOシネマズのスクリーンで本編上映前に流されていた広告だろうか。今まで、大阪で映画を見たことがなかった。見たいと思った映画を別に大阪で見る必要を感じていなかった。
 大阪では、特にミナミに滞在することが多い。ミナミにはロードショー館が多く、日本中どこでもやってる映画が上映されていることも理由かもしれない。自分の街に帰ったときに見に行けばイイヤというのが正直な感想だった。
 ただ、劇場、映画館の街である道頓堀、千日前で映画を見てみたいという希望は持っていた。特に、閉まったままの千日前国際劇場の前を通るとき、今、千日前で映画を見ておかないと「いつか千日前では映画を見ることが出来なくなるのではないか?」という不吉な予感が頭をよぎった。テレビが普及する以前、映画が国民の娯楽の王様だった時には都会にある国鉄駅の駅前には一館といわず数館の映画館があったものだ。そんな映画館がどんどん閉まり、ターミナル駅にある映画館だけが生き残り、そのターミナル駅の映画館も郊外に出来たシネコンに取って代わられようとしている。例えば、以前横浜で映画館の街だった伊勢崎町では、今アートシアター系の映画館が2館しかない。千日前も同じ運命を辿って行くのではないかの危惧を持っていた。ただ、どうせ見るのなら大阪らしい作品を見たいと考えていた。
 今年、『大阪ハムレット』という映画が公開されている時期に、大阪に滞在していて、千日前のなんばオリエンタルホテル前の敷島シネポップで『大阪ハムレット』を見た。シネポップ前に置かれたポスターを見て、映画を見た。繁華街での映画の見方に作法があるとすればクラシックで王道とも言える見方だった。こんな風にぶらりと映画を見たのは、いつ以来だっただろうか。

 『大阪ハムレット』は、大阪を舞台にした、松坂慶子、岸部一徳、加藤夏希出演の映画で、思春期の三兄弟それぞれが主人公のオムニバスシネマとも言えるもので、事実、原作コミック「大阪ハムレット」(森下裕美)では三兄弟のエピソードはそれぞれ独立しており、3人は兄弟でもない。バラバラのエピソードを一つにして兄弟、そして家族の物語となったことで、悩みの多い子供から思春期の雰囲気が、「大阪」という土地の持つ記号性の相乗効果もあって映画というジャンルのサイズにピッタリと納まっている。大阪の映画の代表作といえば、溝口健二監督の大阪を舞台にした作品群、坂東妻三郎主演の「王将」(1948)、森繁久彌主演の「夫婦善哉」(1955)、赤井英和主演の「どついたるねん」(1989)、中場利一原作の「岸和田少年愚連隊」(1996)といったところであろうか、『大阪ハムレット』もこのリストに加わる一本と言ったらほめ過ぎだろうか。
 今月(平成21(2009)年7月)、DVDも発売されるので、そちらをご覧いただくとしてストーリーの中身には一切触れないが、映画のワンシーン、学芸会で何をするのかを決める小学校の学級会のシーンで、出し物の候補が黒板に書きだされ「なにわダンス」という謎のダンスが数票の得票を得ていた。「なにわダンス」は学芸会の出し物としては結局選ばれないのだが、だからこそ映画を見ながら「なにわダンス」のことが気にかかった。
 「河内音頭」や東京で言うところの「東京音頭」のような盆踊り?それとも、学芸会の出し物だけに、学生が踊るソーラン節のような、大阪ローカルの創作ダンス?
 歌詞があるのだろうか?あるとすればどんな歌詞なのだろうか、ふと「なにわなくても なにわダンス…」というダジャレが思いついた。
 映画館を出てから、ネット検索をしないというルールで「なにわダンス」を探してみたがその存在を今日まで確認することはできなかった。
 調べ方が、悪かったという気もするが、今回の当ウェブマガジンのテーマは「つゆは大阪3 なにわダンス」。梅雨も明ける時期に、「大阪は、梅雨最高のディストネーション」、更に、肝心の「なにわダンス」のことは何も分からないという状況に陥った。

「なにわなくとも なにわダンス なにわのまちで なにわダンス…」
「なにわともあれ なにわダンス…」

 来年までには、作詞が終わりそうな気もする。

戎橋

大阪 戎橋

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大阪は、梅雨最高のディストネーション なにわダンス

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