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日本一周の完成

  こどもの頃、本で、世界一周を10歩(10分とか10時間とか10日ではなく)、10歩でする方法として、北極点か南極点のまわりを歩いて回るというのを読んだことがある。ドラえもんでもそんなエピソードがあった気もする。全く、納得がいかなかった。北極や南極の一地点は「世界」ではない。世界のなかのほんの小さな一部に過ぎない、そんなところを10歩歩いて世界一周。地軸の周りを回ったからということだろうが、別に、世界は真っ平らだとも、世界が丸かった下に落ちてしまうとも思わないが、今もそんなものは世界一周ではないと思う。それを「地球一周」と言い換えたとしても納得できない。
 世界一周もそうだが、日本一周を計画したら、まず、どうすれば日本一周は完成するのかを考えなければならない。さらに、「一周」という言葉の定義すら考えなければならない。

「一周」するということ

連続した行程、一つづきの旅程

 何回かに分けて、『一周する』ということは可能だろうか。例えば、自宅からA地点に行き自宅に戻り、翌週、自宅からB地点に行き自宅に戻る。さらに翌月、自宅からC地点に出かけ、C地点から自宅に戻ったとき、A、B、C地点を一周と言えるだろうか?これは、一周とは言えない。『一筆書き』を分けて書くことが出来ないように、連続した行程、一つづきの旅程で、出発地点から各地点を経由して出発地点に戻って一周となる。基本的には、自宅を出発し、自宅に帰るまでの期間が、連続した行程、一つづきの旅程。その間の移動の軌跡をもって「一周」とすべきだ。必ずしも自宅を、一周の出発地点および完成地点とする必要はない。一周の出発、完成地点から見ると自宅の位置が出ベソになることは構わない。

一筆書きを一周の条件にすべきかどうか?

 冒頭の例、自宅から何回かに分けて3カ所に出かけた場合は、3カ所を一周したことにならないとした。自宅以外の場所から、そこをベースに、何回かに分けて3カ所に出かけた場合はどうすべきだろうか。
 この場合も、一周とは言えない。基本的に、一筆書き(同じ地点、同じ区間を重複することはできない)を一周の条件とすべきだ。一つの都市を同じ地点と定義すると、地方によっては無理な行程な行程を生じさせてしまう。そこで、地点とは、「空港、鉄道の駅」と定義する。その上で、日本一周のルートから離島をハジキ出さないように、離島については、一筆書きのルール適用(同じ地点、同じ区間を重複することはできない)から除くことにする。

一周の定義

 一周をする期間は、自宅を出て、次に自宅に帰るまで(遠足と同じ「自宅に帰るまでが遠足。」)。ある地点を出発し、その地点に戻った時の基本的に一筆書きをした部分を一周とする。

例1
那覇空港→福岡空港→松山空港→羽田空港→新千歳空港→羽田空港→関西空港→福岡空港→那覇空港 の行程の場合

一周したと認めることのできる区間は
福岡空港→松山空港→羽田空港→関西空港→福岡空港 の行程部分

羽田空港−千歳空港間は、羽田空港が重複しており一周区間からは除かれる

例2
羽田空港→新千歳空港→関西空港→那覇空港→石垣空港→那覇空港→福岡空港→松山空港→羽田空港 の行程の場合

一周したと認めることのできる区間は
行程全区間。

那覇空港−石垣空港間は、那覇空港が重複しているが、石垣空港のある石垣島は離島のため一周区間に含まれる。

鉄道旅行及び自動車旅行などの場合の例外

 鉄道及び自動車など(自転車、徒歩旅行などを含む)を使った旅行の場合、選択することのできるルートが限られているため、例外として、本州から、北海道、四国、九州と九州から沖縄へのルートについて往路と復路が重複しても一周に含むことができることにする。

「日本一周」

日本一周の完成条件とは

 「島国である日本は、北海道島、本州島、四国島、九州島を含む多くの島から構成されている。」と書くと、まるで外国人が書いた日本地理案内の直訳の趣だが、このレベルから日本の地理について考えたい。JALが以前飛ばしていた『新千歳空港−那覇空港』間の便を往復搭乗したら日本一周と言えるのかという問題がある。これを、日本一周とすると、冒頭の10歩で世界一周と同じ中身のなさがある。少なくとも、この4つの島(普通、島は付けないが)を巡るのは日本一周の最低条件と言える。
 その上、北海道、本州、四国、九州だけでなく、まず、南は、沖縄県を含めたい。沖縄県は、エリアとしては九州エリア内とされるが、日本縦断の旅といった場合(別に、ラーメン紀行でも何でも)、九州で、例えば、関門橋を渡って達成というパターンは皆無。北海道をスタートして沖縄でゴールというのが一つのパターンとなっている。『日本○○』のルートに沖縄は必要不可欠な存在といえる。日本一周においても沖縄を外すことはありえない。
 次に、東北、関東、中部、近畿、中国地方を含む広さを持つ本州を一か所訪ねただけで日本一周とは言えない。本州の少なくとも2か所、それも、東日本と西日本に1か所ずつ訪ねることを条件としたい。本州を東西に分ける基準はいろいろあるが、家庭用電気周波数を採用し、静岡県の富士川から新潟県の糸魚川あたりを境にして、東日本エリアが50Hzの地域、西日本エリアが60Hzの地域と決める。
 まとめると、北から「北海道」、「本州(東日本エリア)」、「本州(西日本エリア)」、「四国」、「九州」、「沖縄県」となる。もちろん「一周」である以上は、一筆書き(同じ地点、同じ区間を重複することはできない)が一周の条件となる。
 ここまで、書いてみて自分が旧東欧の小役人になったような気分がする。

日本一周の達成のために必要な6エリアマップ

日本一周の達成のために必要な6エリアマップ

※ ここで述べた日本一周の定義と条件について、細かいことに拘泥しすぎで旅の楽しさをスポイルするとの考え方もあるかもしれない。ただ、旅に何かのタイトルがつくとその時点で、旅はそのタイトルに縛られある種の陳腐さは生じるわけで(日帰り観光バスツアーのタイトルなどその最たる例では?)、「日本一周」といいながら、その実、四国は素通りをするとかのご都合主義よりも、その縛りに正対するほうが、達成や完成はしなくとも旅としては楽しいものなのではないだろうか。しばりが気に入らないのであれば旅行中は無視して、旅が終わって「ほぼ日本一周」とかに自分で改題すればよいのではないだろうか。

今年の夏は日本一周

A→B→C→A一周

一周とはならない例1 一周とはならない例2 一周となる例 日本の家庭用電気周波数地域マップ

日本の家庭用電気周波数は、静岡県の富士川から新潟県の糸魚川あたりを境にして、東日本が50Hzの地域、西日本が60Hzの地域になっている(佐渡市全域は60Hz)。

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